2010年02月15日

プーさんの本、いろいろ

昨日のブログで、プーさんには独自の哲学があると書きましたが、そのプーさんの哲学の本。
意外にたくさんあります。





オマケ。



posted by kbk-mzp-ck9000CP at 21:26| 東京 ☁| Comment(0) | 書評・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月28日

『音読王』…井上一馬

『音読王…心にきざむ英語の名文』…著者;井上一馬 小学館



前回、『英語クリーシェ辞典――もんきりがた表現集』を紹介したところ、意外と反響があったのに驚きました。
ついでにもう1冊、英語関係の本を紹介しておきたいと思います。
『音読王』。
『声に出して読みたい日本語』の英語版といったところでしょうか(読んだことはありませんが)。
お得な本です。
とにかく内容が豊富。
スピーチ、文学、手紙…などなど、いろんな形式の名文が、対訳つきで載っています。

英語の小説を、原文で読めたらかっこいいですよね。
でもそれって、結構難しかったりします。
見覚えのない表現がやたら出てくるので、単語の意味がわかっても書いてることが理解できなかったり……。
だいたい省略語とかは辞書を調べても載ってなかったりしますしね。
そんな文章を1冊通して読み通すなんて、とてもじゃないけどムリです。
でもこういった日本語つきの文章を、ハイライトで読んでいくなら…。

一つ一つの文章が1ページ前後に区切られていて、分量的にもちょうどいい感じ。
一歩踏み込んで英語を勉強してみようという方にお薦めです。

音読CD付き。
ラベル:英語
posted by kbk-mzp-ck9000CP at 22:24| 東京 ☀| Comment(0) | 書評・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』…村上春樹

『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』…著者;村上春樹 新潮文庫



村上春樹さんの旅行記です。
奥さんと一緒にスコットランド、アイルランドを訪れ、ウィスキーを飲んで回っています(うらやましい)。
彼の小説では、登場人物がお酒を飲むシーンが、すごくよく出てきます。
しかもどの場面でも、人物たちの置かれた状況に応じて、飲み方に一工夫がされています。

……私は大きなグラスにオールド・クロウのオン・ザ・ロックを作り、厚揚げを強火でさっと焼いておろししょうがをかけ、それをさかなにウィスキーを飲んだ。
……彼女が全裸でベッドを出て、キッチンでウォッカ・トニックを作っているあいだに、私は『ティーチ・ミー・トゥナイト』の入ったジョニー・マティスのレコードをプレイヤーに載せ、ベッドに戻って小さな声で合唱した。
(世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドより)


いかにもおいしそうですね。
だけど、村上春樹さんのすごいところは、ちゃんと『おいしくない描写』も出来るというところです。
この辺、さすがノーベル賞候補と言ったところでしょうか。

……電話がかかってきた。ユキからだった。今何してるの、と彼女は言った。台所でセロリを齧ってビールを飲んでいる、と僕は言った。そういうのってみじめね、とユキは言った。そうでもない、と僕は言った。もっとみじめなことはいくらでもある。彼女がまだよく知らないだけなのだ。
(ダンス・ダンス・ダンスより)

主人公の人生と哲学、そして今の境遇が、たったこれだけの描写で、リアルな身体感覚とともに理解されます。
食べものと生活との関わり、それに対する見識が、相当深い作家です。
やはり、過去にお店を経営していたことが、こういう場面で生きているのでしょう。

閑話休題。本の紹介に戻ります。
お酒好きでも、そうでない方でも楽しめる文章です。
著者の見学した醸造工場の描写と重なるようにして、ウィスキーの造り方が、簡潔に紹介されています。
そして、著者とウィスキー作りに携わる人たちとの掛け合いが、また面白いのです。
典型的な職人気質、お酒を作ることのロマン。
それが、イングランド最果ての風土とよく溶け合って、心地いい旅の景色となっています。
文章の間に頻繁に差し挟まれる写真にも注目。
その押さえた色彩と静的な構図は、厳しい気候に負けることなく、あるがままの姿を保つ、人や動物や建築の美しさを、見事に映し出しています。

読後には、おいしいお酒を飲んだ後のような、いい余韻が残ります。
音楽でも聴きながら、のんびり眺めるというのも、素敵な楽しみ方でしょう。

もちろん、片手にグラスを持って…。










――参考までに
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』…著者;村上春樹 講談社



『ダンス・ダンス・ダンス』…著者;村上春樹 講談社






posted by kbk-mzp-ck9000CP at 18:53| 東京 ☀| Comment(0) | 書評・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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