2010年02月11日

『ICO』…宮部みゆき

『ICO』…著者:宮部みゆき 講談社



有名ゲームの小説家
『ブレイブストーリー』などでおなじみ、宮部みゆきの児童文学シリーズ(?)です。
ただこの作品、彼女のオリジナルではありません。
土台になっているのは、同名のゲームタイトル。
閉ざされた城の中から、女の子を連れて脱出するというもので、直感的な操作性と独特の世界観から、当時は結構話題になりました。

ゲームのストーリーは謎の多いものでした。
城への生贄に捧げられた角の生えた少年。
彼は運良く戒めを解かれ、城内をさまよっているうち、巨大な鳥かごに閉じ込められた少女に出会います。
彼は女の子の手を引き、襲い来る影と戦いながら外を目指します…。
これが大体のあらましなのですが、物語がそこに至るまでの背景は、ゲーム中では一切明かされていません。
プレイヤーは、自分の頭で想像するしかありませんでした(もっともそれが、このゲームの最大の楽しみの1つなのですが)。

その謎に1つの解答を与えたのがこの作品。
巨匠、宮部みゆきが長い構想を経て、ひとつながりの美しい物語を作りあげました。
ゲームからは分からなかったエピソードが、小説中で次々と明かされていきます。

発売はゲーム→小説の順でしたが、逆の楽しみ方もありかもしれません。
先に小説を読んでゲームをすると、物語の世界を、美しいグラフィックと音楽で追体験することが出来ます。
ちなみにゲームのほうは、隠し武器があったり、あることをするとエンディングが微妙に変わったりと、やりこみ要素に溢れています。

1度クリアしてもう1度プレイすると…。

ゲーム



サウンドトラック


posted by kbk-mzp-ck9000CP at 17:07| 東京 ☁| Comment(0) | 書評・ストーリー物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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